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レビュー
松本いちかと枢木あおいにしか描けないレズセックスの美しさと世界に感動した。こういうレズビアンを見せられるのはこの二人しかいないと思う。松本市香の初レズ映画は枢木あおいとの共演だった。その後もたびたび共演し、プライベートでも親交があるようだ。二人ともルックスも抜群だが、演技も上手で、近年のAVの表現レベルを飛躍的に高めた張本人だと思う。プロの女優であり、尊敬と憧れを抱く先輩と後輩であり、その一方でお互いの素顔を知る仲間でもある同僚であり戦友。二人とも中の人とAV女優の松本苺香と枢木あおいの距離感や違いをわかっているのだろう。車中での会話を聞いていると、ふたりの関係性や信頼関係が伝わってくる。素に近いようなリラックスしたカップルを見た後、ショッピングモールと水族館でのデートがとてもかわいかった。プライベートではなく公共の場だったからなのか、純粋にふたりの好きな人と楽しんでいたからなのか、街で見かけたらびっくりしてしまうほどかわいかった。魚の群れに見とれている松本一華の可愛さはちょっと異常。この映画の一番の見どころはトイレのシーンだろう。トイレに座って小便をしながらキスをする、デートシーンの延長だ。何の繋がりも必然性も感じないが、その姿に魅了された。相手がおしっこをしている恥ずかしい姿を見せられて、そこでキスをする、美しい女性2人の世界観にめまいがした。そしてホテルに入り、セックスは素晴らしかった。どんなに仲が良くて、好き合っていても、恋には至らないのだと思う。そんな2人がどんなセックスを見せるのか、驚きでした。触れ合いたい、感じ合いたい、一緒にいたいという気持ちでいっぱいのセックスを見せてくれた。気持ちもすごいし、さすが実力派女優2人、ポージングも見せ方も素晴らしい。ペニスのパンストを履き、枢木あおいを嬲る気満々だった松本いちかが仰向けになり、”私の上に乗ることは可能ですか?”と聞いてきた。枢木あおいの上に乗ることは可能ですか “と、まるで二人の関係が赤裸々になったかのような問いかけに興奮した。デートシーンの可愛らしさとレズセックスのエロさは、この2人でしか見せられない。松本苺香と枢木あおいは最高である。
枢木あおいは、自己表現とビジュアルで現在No.1のAV女優だと思う。そんな葵に憧れる松本イチカが、レズビアン映画で初タッグを組む。オープニングは、あおいが運転する車にいちかが乗り込み、あおいがいちかに敬語で話しかけるところから始まる。イチカは敬語で話す。敬語で話すイチカと敬語で話すアオイ、2人はやはりどこかぎこちない。ドライブ中の二人の会話は90年代のAVのように自由だ。水族館に行き、いつものペースを取り戻す。トイレでキスをする。ホテルに行くまでの2人の関係で気になったのは、一華は葵より年下で、葵はお姉さんなのだが、一華は葵を甘く、しかし小悪魔的に翻弄し、どちらかというと精神的にタフガイのポジションにいるようだ。ホテルで初めてキスをするとき、一華が上になり、葵は一華を見上げている。一華は葵が感じるたびに「かわいい」とからかう。一華は鏡の前で葵をペニバンで突く。枢木さんはM女です」と言う。年下の一華にツンデレ状態の葵。葵のお尻を叩くシーンは、そのギャップに興奮度大。イかせた後、「枢木さんはチョロマンだから」と煽り、葵の番になるが、これはSMでいうところの「M誘い」であり、主従関係の主導権は常に一華にある。絡みは真夜中、ベアモスのコスチュームだけで、カメラはおそらく監督のサモアリが回しているのだろう。これはマイナスポイントだ。ここまで二人きりなのだから、最後まで貫き通すべきだろう。特に激しいレズシーンがあるわけでもなく、翌朝もう一晩一緒に過ごすというところで終わっている。2人の構図がもっとはっきりしていれば、もっとよかったかもしれない。単純に “面白い “映画ではないが、90年代のV&R作品のような自由さがあり、購入してよかった。私は「禁断の介護」シリーズと「レズビアン作品」しかレビュー・購入していない。一見、ジャンルが違うように見えるが、実はエロの根っこは同じだと思っている。つまり、女優たちが一瞬でも性別や年齢を乗り越えて、”決して愛の対象になり得ない存在 “と向き合いながら、我を忘れて感情移入していく姿を見たいから、追い続けているのだ。そういう意味で、この映画は、そういうシーンをほんの一瞬でも垣間見ることができる良作である。
葵と一華のトークも面白いし、二人のイチャイチャシーンもとてもいい。二人ともお互いの愛を感じられる。